こんにちは、COMPASSカスタマーサクセスの関野です。
今回は東大阪市の高井田東小学校をご紹介します。
Qubenaの問題演習から実験への導入や展開がスムーズで、子どもたちがイキイキと実験に取り組む姿が印象的でした!
4年生理科専科の野村先生は、Qubenaを積極的に活用していただいており、今後の展望についても教えてくださいました。
小学4年生の理科「とじこめられた空気と水」(Qubenaでは「空気と水のせいしつ」)の授業を見学しました。
具体的な授業の流れはこちらの記事でご覧いただけます。
ワークブックから実験へ
冒頭でスライドを使い、まずは前回・前々回の復習を実施されていました。(前々回は空気、前回は水を閉じ込め、体積の変化について学習。)
その後、Qubenaの「空気と水のせいしつ」からワークブックで復習問題を出題。
子どもたちはQubenaに慣れているため、先生の指示に沿ってスムーズに端末準備→問題に取り掛かっていました。
演習終了後、先生はQubenaマネージャーの正答率画面を投影し結果を共有されました。
正答率100%の問題もあり、みんなで喜ぶ場面もありました。
今回は正答率が低かった問題の中でも、以下の問題がピックアップされました。
前回/前々回は水/空気それぞれ単体で実験したため、両方が入った問題で少し正答率が下がったようです。
正解は「ウ」であることを全体で確認し、「本当にそうなるか実験してみよう!理由を考えよう!」と、実験への導入としてQubenaを使っていただきました。
習っていないパターンの問題を解くことで、子どもたちが「あれ?どうなるんだろう?」と考えるきっかけになる。そのあと実験に入ることで、より意欲的に取り組める。そのような展開になるよう、先生がしっかり授業をデザインされていました。
いつもは結果を予想してから実験しているそうですが、この日は「正解が先にわかっている」アプローチで実践してくださいました。
実験後にワークブックでまとめ
児童数人が考察を発表し、先生が板書でまとめた後に、もう一度Qubenaのワークブックを解きます。
ここでは授業冒頭で取り組んだ復習問題の中から、今回の実験内容に関連する2問のみのワークブックを使います。
先生はQubenaマネージャーで誤答している児童を素早くフォローしながら、「正答率100%」を目指します。
実際に全員が正解でき、わかった!という喜びが教室を包みました。
授業最後の振り返りには
「空気・水をいれて実験をする前、空気も水も押せると思っていたけど、水が押せなくてびっくりしました」
「この問題は、今までの学習を覚えていたらわかった問題やったと、みんなの話を聞いてわかりました」
「キュビナで㋑と答えたけど、実験やって、みんなの話を聞いて、答えがわかりました」
など学びを深めた様子が表現されていました。
ワークブックの活用以外にも、ツールの効果的な使い分けや児童とのやり取りなど、先生の工夫を随所に感じるあっという間の45分間の授業でした。
高井田東小学校でのQubena活用
授業後には、今後のQubena活用についてお話を伺いました。先生のお話から2点ご紹介します。
5分間復習を活用したい
漢字は特に、何十回も書くより、忘れそうなタイミングや苦手な問題を繰り返し出題してくれる5分間復習が効果的。自己採点なので自分でお手本と見比べてできた/できないを管理する必要があるが、計画モードを活用して自主学習にも活用したい。
MEXCBTへの期待
知識はついているが問題の問われ方に慣れていない児童に対して、過去問配信が活用できそう。理解度の高い児童に対して、MEXCBTで過去問を配信してどんどん解かせたい。
5分間復習、MEXCBTいずれも最近アップデートや追加が行われた機能です。アップデートを把握いただき、今後の計画に反映いただいているようで嬉しいです。上記の実施後も見学に伺い、実際の様子や感想をお伺いしたいと思います。
高井田東小学校の皆様、ありがとうございました!