小学校中学校 授業内

来年度プロダクト・アップデート発表会 開催レポート

CASE

はじめに

今回は2022年8月20日に開催した2023年度プロダクト発表会「Qubena-Action 2022」の開催レポートをお届けします。アーカイブ動画もございますので、ぜひご覧ください。

Qubena-Action 2022 ~ 来年度プロダクト・アップデート発表会

Qubena Action 2022

5月に開催した今年度のプロダクト・アップデート発表会に続き、来年度のプロダクトデートについて発表するとともに、これからの「個別最適な学び」について、全国の学校教育関係者の皆さまと一緒に考えるイベントをオンラインにて開催いたしました。

プログラム

当日のプログラムは上記の通り。本レポートでは各セッションの概要をご紹介してまいります。

<SESSION1>オープニングセッション


代表取締役の小川が登壇し、本イベント全体の狙いや各セッションのご案内とともに、この1年の振り返りや2022年度のトピックスについて紹介させていただきました。

本イベントの全体像ご紹介

本イベント全体像

利用者数の拡大状況や、来年度の搭載問題・機能のアップデートなどQubenaの現在地と来年度に向けたアップデートの状況についてご報告、本イベントの各セッションについてご案内させていただきました。

2022年度の新たな取り組みについて

eポータル

さらに9月よりサービス提供を開始する学習eポータル+AI型教材「Qubena」についても、その全体像をご紹介いたしました。

学習eポータル+AI型教材「Qubena」について詳しくはこちらをご覧ください。

<SESSION2>プロダクトアップデート
ー 2023年度Qubena機能&教科別活用ポイントのご紹介


Qubenaの機能・搭載問題を、より皆さまにとって使いやすく効果的なものとするため日々開発に取り組む、プロダクトマネジメント部のメンバーより、機能・各教科ごとの特長やアップデートの概要、活用のポイントなどを紹介させていただきました。
本セッションの登壇資料はダウンロード可能ですので、ぜひ動画と合わせてご覧ください。

ダウンロードはこちら

ご紹介順

発表の内容について<機能>

最初の「機能」のパートでは、「Qubena 小中5教科」の機能面の特長・また今後リリース・アップデートされる新たな機能について、「児童生徒」・「先生」に分けて紹介いたしました。

Qubenaの特徴 学習ツール
(画面は機能紹介の一例)
Qubena 先生用の管理ツール

発表の内容について<各教科>

続いて、各教科のパートでは、それぞれ、搭載問題の構成や具体的な問題例、QubenaのAIによる個別最適な出題の例、授業内での活用ポイントや実際の活用事例などを紹介しました。

アップデートポイント
(問題構成とアップデートのポイント紹介)
問題構成
問題内容1
(問題内容の紹介)
問題内容2
個別最適化1
(QubenaのAIによる個別最適な出題の紹介)
個別最適化2
活用ポイント1
(活用ポイント・活用事例の紹介)
活用ポイント2

<SESSION3>キュビナレッジ・トーク
ー 開発協力校・活用校による「一歩先の“個別最適な学び”」授業活用実践レポート&座談会


Qubena
の活用に取り組んでいただいている世田谷区立千歳小学校・桜丘中学校の2校の先生をゲストにお迎えし、実践内容、実践に際するエピソードについて発表、意見を交わしていただきました。

本セッションの登壇資料はダウンロード可能ですので、ぜひ動画と合わせてご覧ください。
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各校の取り組みご紹介

はじめに、坪木先生、太田先生より、それぞれ日々の授業の中でどのようにQubenaを活用いただいているか、具体的な授業の流れ、Qubena活用の狙いなどを交えて発表いただきました。

世田谷区立千歳小学校
世田谷区立桜丘中学校

坪木先生からは、理科・国語・社会でのQubenaを活用した授業の具体的な流れ、太田先生からは英語の授業の構成とともに、Qubena導入の目的や効果についても発表いただきました。

授業をする上で大切にしているものとは?

その後、「授業をする上で大切にしているものとは?」「COMPASSやQubenaに今後期待することは?」という2つのテーマで、お二人にお話を伺いました。。

トークテーマ1
トークテーマ2

「子どもたちの将来の働き方から、学び方を考える」と坪木先生。「楽しく働くために、学び方も楽しくしたい」「これからの自由な働き方に向けて学び方も自由にしたい」という中で、Qubenaについて、基本的な知識技能の保障に加え、子どもたち自身が自分で必要な知識技能を取りに行ける点を評価しているとお話しいただきました。今後の期待としては「学習データが子どもたち自身にフィードバックされることで学習の個性化が進むこと」についてご意見をいただきました。

太田先生からは「ゴールは“使える英語”を身に着けること」と。そのアウトプットのために必要なインプットを効率的に行う手段として、Qubenaの問題数や出題のバリエーションは「使う英語」につながるものだと思う、とお話しいただき、今後の期待として4技能ごとのまとまった出題についてご提案をいただきました。

<SESSION4>スペシャルトークセッション
ー 一歩先の「個別最適な学び」とは?


Qubena-Action最後のセッションでは「一歩先の”個別最適な学び”とは」をテーマに、横浜創英中学校・高校 校長の工藤勇一氏とCOMPASSファウンダーであり、現在は東名館中学校・高校の校長を務める神野元基氏に意見を交わしていただきました。

目指すべき姿とは?

学校が目指すべきすがたとは?

今回のセッションテーマ「一歩先の”個別最適な学び”とは」に沿って、そのために学校が目指すべきすがたとは?という内容からトークはスタート。子どもたちの主体性の上に成り立つ「個別的な学び」と「協働的な学び」が両立された学びのかたちについて、工藤氏の麹町中在任時の取り組みエピソードを元に、当時はCOMPASSでQubenaの開発提供側として携わっていた神野氏の視点も交え意見が交わされました。

「個別最適な学び」をどう捉え、どう推進していくべきか

質問①

その後、事前に参加者の皆さまより寄せていただいた質問に対し、「個別最適な学びで置いてきぼりになってしまう子ども」にまつわる誤解について、学校現場においてまず何から取り組むべきか、についてなど、お二人それぞれの観点からのディスカッションが行われました。

最後は、「今後のQubena/COMPASSに期待すること」についてお二人からご意見をいただき、スペシャルトークセッションは幕を閉じました。

最後に

最後まで本レポートを読んでいただきありがとうございます。
今回今回第二回の開催となったQubena-Action 2022、全国より多くの学校教育関係者の皆さまにご参加いただき、テーマとして掲げた「一歩先の“個別最適な学び”」について様々な側面から考える3時間とすることができました。

今後もCOMPASSではこうしたイベントを開催してまいりますので、ぜひ「研修会・イベント情報」にて最新情報をチェックくださいませ。