2023年01月23日

Qubenaで習熟度を活用する方法

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Qubenaマネージャーで習熟度が確認できます

子どもたちがQubenaで一つの章・節・小節を学習し終えると、それぞれの左端にAからDまでのアルファベットが表示されます。

Qubenaの画面上に表示された習熟度

 

この習熟度は、先生がQubenaマネージャーから確認することもできます。
子どもたちの学習の結果を「習熟度」という観点で振り返ることが可能です。

単元ごとに生徒の習熟度を確認する場合
エクセルでダウンロードもできます

※Qubenaマネージャーでの習熟度の確認方法はこちら

 

習熟度はどう決まるか

​習熟度は Aよく理解できている B概ね理解できている Cあまり理解できていない Dほとんど理解できていない の4段階です。
解答の正誤、お手つき(?マークの出現)の有無、解答にかかった時間を総合的に判断して算出されます。

時間がかかってもお手つきがないほうが、早く解いたけれどお手つきが出た場合よりも、習熟度は高くなります。これは、問題右上に出るヒントを読み、よく考えることを推奨しているためです。

また、解説を読んでいる時間は習熟度に反映されません。落ち着いて解説を読んだり、分かるまで考えたり、先生に聞いたりする時間を取っていただけます。

 

習熟度の活用と注意点

習熟度Aは「その単元や小節を十分に理解できている」ということを意味し、習熟度Aとテスト結果は相関が高いといわれています。そのため「〇〇の単元がAになるまで取り組む」という目標設定をされるケースもあります。
その際には、上記の習熟度のしくみとともに「いきなりAを目指すことは重要ではない」ことを、子どもたちに伝えていただくことをおすすめしています。

Qubenaは間違えることで、児童生徒それぞれに合う問題が出題されます。一人ひとりの間違いの原因をAIが解析し、その原因に応じた問題を出題するためです。
間違えないように問題を解き、やみくもにAになることだけを目指すと、Qubenaの特長を活用できず、知識の定着につながりません。正しくQubenaを活用し、単元の内容理解や定着につなげられるよう、児童生徒にお声がけをお願いします。

 

おわりに

2022年度も終わりが見えてきました。学習の目安としてはもちろん、1年間の学習の結果を振り返る一つの観点としてもぜひ「習熟度」をご活用ください。