2022年11月21日

学校見学レポート×三豊市立吉津小学校・上高瀬小学校

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こんにちは、COMPASSカスタマーサクセスの関野です。
吉津小学校・上高瀬小学校に、Qubena活用についてインタビューさせていただいた内容をご紹介します。

吉津小学校のお話

吉津小学校は創立150年の歴史がある伝統校で、現在は全校児童144人が在籍しています。三豊市で最もQubenaを活用している小学校の一つで、全学年で広く活用いただいています。
今回は4年生と5年生の担任の先生方にお話を伺いました。

 

>Qubena活用で感じる効果は?

丸つけやプリント印刷の手間が省けることで、業務時間の短縮を実感しています。児童に印刷して渡すプリントはほぼ宿題のときのみです。
問題を解き終えた児童とそうでない児童をQubenaマネージャー上ですぐに確認できるため、まだ終わっていない児童に直接フォローを入れることができます。授業中に丸つけをせずに済むことも、フォロー時間の確保につながっています。
子どもたちもゲーム感覚でQubenaを楽しみ、積極的に取り組んでいます。

 

>Qubenaを普段どのように活用されていますか?

どの教科でも、授業の最後の時間に利用しています。授業中の演習は紙ドリルで行いますが、進度は子どもによって異なります。そこで、紙ドリルが早く終わった児童からQubenaに取り組む流れにしています。

具体的には「問題一覧」から児童がその日の単元を選択して取り組みます。やはり算数での活用が一番多いですが、どの教科でも同じような場面で活用しています。

英語の授業ではイヤホンを購入し、リスニング問題にも取り組んでいます。Qubenaマネージャーで進捗を確認することで、イヤホンを使用していて児童に声をかけにくい状況でも全体を把握することができます。児童はイヤホンを使える嬉しさもあり、集中して取り組んでいます。

 

>ワークブックの活用について

GWなどの長期休みでは宿題配信で活用し、全生徒が取り組みました。紙で宿題を出すよりもよかったと感じています。期間や時間を区切って配信することで、児童は集中して問題を解くことができました。教員としては、休み中でもQubenaマネージャーから児童の進捗状況が確認でき、大変便利です。

 

>Qubena活用時の工夫について

子どもたちのQubenaへのモチベーションを上げるため「みんなそれぞれに違う問題が出るんだよ」「AIが入っているんだよ」と伝えています。

Qubenaマネージャーでは誤答後に解説を読まない児童にアラートが出ます。それを確認した際は「解説読んでない子がいるよ」「解説を読もうね」と全体に喚起しています。

 

 

上高瀬小学校のお話

Qubenaの活用において、吉津小学校とは違った使い方をしている学校もあります。
上高瀬小の十鳥先生にお話を伺いました。上高瀬小は全校児童219人で、三豊市におけるQubenaの高活用校です。

 

>Qubena活用で感じる効果

国語は漢字テスト前の復習に活用しています。教科書とは異なる例文で出題されるため、漢字が示す意味の理解が深まると感じます。

社会では問題を解くだけでなく、教科書にない用語などは児童が自発的に調べるという学習にも発展しています。時には踏み込んだ内容の問題があるため、解いたり調べたりする中で新たな知識を身につけることができます。

 

>Qubenaを普段どのように活用されていますか?

教科ごとに異なる使い方をしています。

算数では、主に得意な児童がどんどん問題を解いていく際に活用しています。紙のワークを全員が解いた後にQubenaを活用しています。苦手な児童は引き続き紙のワークを解き、得意な児童はQubenaで多くの問題に取り組むことができます。
ここでは、「問題一覧」から児童がその日に学習した単元や、自分が解きたい単元を選択して学習しています。

社会ではテスト前に問題を指定して児童に復習を促しています。ワークブック機能を活用し、児童に指定の問題を配信しています。Qubenaマネージャーで児童の学習状況を確認し、正答率の低い問題を把握し、ピックアップして解説しています。

5分間復習の機能も便利です。授業の最後など、余った時間にその教科の5分間復習に取り組みます。

終わりに

どちらの学校でもQubenaの取り組みやすさを生かし、学校の状況に応じて柔軟にQubenaを活用いただいていました。
まずは得意な児童が+αの問題に取り組むため、テスト前に効率よく復習をするためなど、ポイントを絞った利用からのスタートはいかがでしょうか。今回のレポートやキュビナビの事例などを、自校での活用にお役立ていただければ幸いです。