今年度は中学範囲の問題数を大幅拡大中です
2022年度は、中学範囲の国・英・社・理のアップデートに取り組んでいます。先日4月以降初めての問題アップデートが行われましたが、ご確認いただけたでしょうか。
このアップデートによって①問題が増え、②授業の予習や導入での利用を想定した基本問題が拡充され、③難易度に合わせて様々な解答形式の問題がそろいます。今回のレポートでは、アップデートの概要をご案内します。
問題数が増えました
2022年度に予定されるアップデートが全て完了すると、2021年度比で1万2千問が追加される予定です。既存の章と、アップデートした章では必ず後者の方が問題数が多くなっています。
予習や導入に使える「基本問題」が充実しました
アップデート後の問題は4教科いずれも節ごとに「基本問題」と「標準問題」に分かれています。授業内容や生徒の理解度に応じて取り組む問題を選択しやすくなりました。
基本問題は、予習や導入での利用を想定しています。国語では、配当時間が少なく授業で扱いきれない文法の基礎をインプットしながら解く問題。理科や社会では、知っているかどうかを問うのではなく、知らなくても問題文や例題から推測して答えられる問題。英語では、その章で学習する文法の特徴や意味を捉えるための問題が追加されました。
基本問題では、問題を解きながら新しい知識をインプットすることができます。予習や導入での利用をおすすめします。
様々な解答形式を用意しました
英語・社会・理科では、予測変換が出てしまうキーボード入力を減らし、手書き入力の問題を増やしています。(先日のアップデートにより、長い解答も書きやすくなっています!)
手書き問題の他にも、さまざまな解答形式を用意し、アウトプットによる定着を目指します。
アップデート後の問題をご活用ください
既にワークブックを配信した、計画を立てたなど、既存の章を活用中の先生方にご迷惑をおかけしないよう、既存の章も残しています。アップデートされた問題は既存の章の最後尾に追加されています。
児童生徒が操作するQubena上でも一部で新旧2つの章が存在します。ご案内の際はご注意ください。
なお上記でご紹介した通り、アップデート後は問題数・出題内容ともにパワーアップしていますので、ぜひ新しい章を積極的にご活用ください。
10月25日アップデートの詳細
上述の通り、今年度中は随時アップデートという形でアップデート前の章も残しながら新しい章を加えていきます。下記に、今回のアップデート範囲について教科ごとにご紹介します。具体的なアップデート内容はアップデート情報をご覧ください。
国語は全て新規の章が追加になり、文法問題がより充実しました。国語は今年度のアップデート完了により問題数が2021度の倍超となる予定です。
英語はCan-doで新規の章が追加、英文法では既存の章をアップデートした章が追加されました。なお英文法では一部、既存の章とアップデートされた章で同じ問題が含まれています。基本問題は小さな段階を踏みながら問題を解くことで学習内容を身につけられるように。標準問題は様々な解答形式での出題により知識の定着を図るように作られています。
社会は地理、歴史、公民それぞれでアップデートした章が複数追加されました。基本問題と標準問題の内容が対応しているため、基本問題を予習や導入で解き、授業の後に確認として標準問題に取り組んでいただけます。
理科は中学3年の3つの章で、アップデートした章が追加されました。社会同様、問題文中のヒントや既習の知識を活用することで、解答しながら学習内容を身につけられる問題が基本問題として追加されています。標準問題は、主要な教科書の内容を網羅できるよう問題の入れ替えや追加を行っています。
今後も随時問題がアップデートされる予定です。キュビナビのアップデート情報で随時ご案内いたしますので、ぜひご確認ください。