ワークブックとは?
先生が出したい問題を選んで作ることができるQubenaのワークブック。演習、宿題、確認テストなど、様々な場面で活用いただいています。ワークブックで配信することで、児童生徒は簡単に指定の問題にたどり着くことができ、先生は簡単に全体の学習状況を把握することができます。今回は使用場面ごとのおすすめ設定についてご案内します。
ワークブックって何?どうやって作るの?という方は、ぜひこちらのQubenaレポートをご覧ください。
ワークブックの設定とは?
Qubenaのワークブックには4つの設定ポイントがあります。
- 適切な問題を自動出題する(問題選択画面:5. 出題する問題を選択して〜参照) 間違えた場合にAIが復習すべき問題に案内してくれます
- 出題パートの選択(設定画面:6. 出題パートと学習時間〜参照) 先生が選んだ問題の他に、児童生徒の学習状況に応じた確認問題や復習問題が自動で出題されるよう設定できます
- 強制終了する(設定画面:6. 出題パートと学習時間〜参照) 主にテストでの使用を想定。時間になると強制的に終了します
- ヒント・説明の表示(配信画面:2. 配信情報を設定して〜参照) 表示できる/表示できないから選択します
先生は使用場面に応じて、これら機能を設定できます。COMPASSのおすすめ設定を下記の表をもとにご説明します。
「復習・定着」におすすめの設定
適切な問題を自動出題する:オン 出題パート:確認+指定+復習 強制終了:なし 説明・ヒント:あり
適切な問題を自動出題することで、誤答の際に理解できていない範囲まで戻って次の問題が出題されます。これにより苦手分野やつまずきを振り返る機会を増やすことができます。また確認パートや復習パートを設定することで、児童生徒一人ひとりの理解度に応じた問題が出題されます。限られた時間でより有効な問題演習ができます。
「家庭学習」におすすめの設定
適切な問題を自動出題する:オン(状況に応じてオフ) 出題パート:目的に合わせて 強制終了:なし 説明・ヒント:あり
宿題など家庭学習も、適切な問題の出題はオンがおすすめです。ですが、誤答して過去の範囲に戻されても家庭学習ではフォローできない、自動出題が増え宿題が長くなることで提出率が悪くなる、などの懸念がある場合はオフを推奨します。
出題パートは目的に合わせてご使用ください。指定パートの範囲の定着が重要な時は確認+復習パートも設定する、指定パートだけの理解度確認が重要なときは指定パートのみにする、指定パートの時間の長さに応じて確認や復習パートを調整するなどがおすすめです。
「小テスト・理解度チェック」におすすめの設定
適切な問題を自動出題する:オフ 出題パート:指定パートのみ 強制終了:あり 説明・ヒント:なし
テストの際は先生が習熟度を確認したい問題だけに取り組めるよう、「適切な問題を自動出題する」はオフ、出題パートは指定パートのみにします。制限時間を設ける場合は、強制終了をありにします。ただし、解説を読んでいる時間は解答時間に含まれないため、実際の終了時間にはばらつきが発生します。制限時間の管理はストップウォッチなどの併用をおすすめします。
注意してほしいポイント
問題を選択すると計算される「想定解答時間」はあくまで想定のため、実際の解答時間と異なる場合があります。また「適切な問題を自動出題する」機能により、特に習熟度の低い生徒において問題数が増えるケースがあります。出題パートの設定の際は、指定パートの分量に応じて確認パートや復習パートの時間を設定し、出題量が多くなりすぎないようご注意ください。
Qubenaマネージャーや机間巡視などで生徒の状況を確認しながら、フォローいただけますと幸いです。