はじめに
今回はQubena 小中5教科に搭載されている中学理科のコンテンツをご紹介いたします。授業での活用方法もご提案させていただきますので,ご参考になりましたら幸いです。
中学理科コンテンツの内容
今年度,中学理科は問題のアップデートを行い,それぞれの単元ごとに「基本問題」「標準問題」に分けて搭載しました。生徒のレベルや授業のどの段階で利用するかに合わせて使いやすい内容になっております。
基本問題
問題文中のヒント・日常的な知識・過去の範囲を活用することで,解答しながら学習内容を身につけさせる問題です。
活用ポイント
基本問題は,授業中では導入・講義・演習の様々なシーンに対応,自学時の予習としても利用できます。
標準問題
学習内容が身についているかを確認していく問題です。
また,中学校範囲で単元・学年をまたいだアダプティブラーニングの機能が働き,苦手な問題を基礎から学習することができます。
(例)標準問題を誤答 ⇒ 対応する基本問題へ戻って出題
活用ポイント
授業中・自学時ともに主に演習・単元のまとめとして利用できます。
おわりに
私は昨年まで理科の教員をしていました。
理科の学習は,用語の暗記,科学的な概念の習得,計算方法の理解など,子どもによって異なるつまずきポイントが存在します。つまずいたまま先の学習に進もうとして内容がわからなくなり,理科が嫌いになってしまうこともあります。先生方も,それぞれの子どものつまずきを理解し,個々に合ったサポートで子どもたちの苦手意識をなくしていきたいというお考えかと思います。
Qubenaはより個々のつまずきに合わせて個別最適化された教材となるよう,知識を習得するためのコンテンツをさらにアップデートを行っていきますので,子どもたちの学習方法の一つとしてご活用いただけますと幸いです。