はじめに
今回はQubena小中5教科に搭載されている中学社会のコンテンツをご紹介いたします。授業での活用方法もご提案させていただきますので、ご参考になりましたら幸いです。
中学社会コンテンツ内容
今年度、中学社会は問題のアップデートを行い、それぞれの単元ごとに「基本問題」「標準問題」に分けて搭載しました。問題を2種類に分けて搭載していく過程で、問題数もぐっと増やし、アップデート前の約2倍となりました。
改定前の問題は、3~4時間の内容をまとめて同じ節に入れていたのですが、今回の改定で毎時間の授業でご使用頂けるように細かい問題構成といたしましたので、ぜひ毎時間ご使用いただけると嬉しいです!
また、解説の内容も以前より充実させています。解説の部分もしっかり読んで解くようにご指導頂ければと思います。
基本問題
基本問題は、何も知らない状態で問題に取り組む場合でも、質問文や本文、選択肢を頼りに解答することができる問題です。初めて学ぶ知識であっても、あきらめず取り組むことができるように、また新しい知識を1人でもスモールステップで身に着けることができるように意識した問題になっています。
今後もさらに取り組みやすく、知識の習得により良い形の問題へアップデートしていく予定ですので、楽しみにしていただきたいです。
活用ポイント
基本問題は、授業の導入や発展的な内容に進む前の確認など、授業のさまざまなシーンでお使いいただけます。また、自学時の予習としてもお使いいただけます。
授業中にディベートや発表、調べ学習など様々な活動を入れたい場合、このような形でQubenaを活用していただくと、その活動に向けて身に着けておきたい知識を短時間で効率的に身に着けた上で活動に取り組むことができます。
標準問題
標準問題は、手書きでの解答を中心に、自分が得た知識をアウトプットしていくことで、記憶がちゃんと定着しているかを確認することができる問題です。基本問題の内容と対応する形式で作っているので、間違えた時にも確認がしやすいようにしています。
活用ポイント
授業中・自学時ともに主に演習・単元のまとめとしてご使用いただけます。また、ワークブックの機能を使って、小テストとしてご使用いただくこともできます。
小テストとしてQubenaをご使用いただくことで、先生方の小テスト作成・印刷・丸つけ・点数入力という業務を圧縮/削減することができるため、その分の時間を教材研究や生徒の皆さんと向き合う時間に使って頂くことができます。また、その場で正答率が確認できますので、といた記憶が新しい状態で解説をすることができますので、知識の定着にもつながります。
今後、Qubenaの社会の問題は例でお示ししたような資料を用いた問題の数を増やしていこうと考えています。授業の冒頭に導入としてご使用していただきやすくなりますし、社会科で養うべき資料活用能力の育成にもつながります。こちらも楽しみにしていただきたいです。
おわりに
私自身も22年の3月まで社会の教員として公立学校に務めておりました。その中で、いかに子どもの興味感心を授業に向けるか、どうすれば子どもたちが苦手意識を持つことなく学習を進めていくことができるかなど様々な課題と向き合ってきました。
Qubenaはその課題を解決するための1つの答えになるものだと考えています。子どもたち一人ひとりのつまずきに合わせた個別最適化された教材になるだけでなく、先生方の授業で使う道具の一つになります。様々な方法で活用していただき、ぜひ先生方の授業での武器の1つにしていただきたいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!