小学校 社会 授業内課題配信 ワークブック 授業内容の復習

「考える時間」を確保するための効果的な定着確認

CASE

課題

  • 授業の中で考える時間を確保したい
  • 知識の定着も担保したい

Qubenaでの解決方法

  • 授業の冒頭と最後に、Qubenaを使用して短時間で効果的に演習
  • 正答率の低い問題をその場ですぐに解説

効果

  • 授業の中で考える時間を担保できるようになった
  • 授業の時間内で、知識の定着を確認することができた

実施の流れ

準備
  • 配信する問題の選定
  • 生徒へのワークブックの配信
授業中
  • 授業の最初と最後にQubenaでワークブックを解く
  • 生徒が解いている様子をリアルタイムに確認
  • 正答率が低い問題をピックアップして解説

実施までの準備

教えるべきことが多く、演習の時間を取ることが習慣的に少ない社会科。特に小学6年生の歴史は、因果関係を結びつけて社会的事象を捉えていくことが大切です。協働的な学びの時間も十分に取りながら、知識の定着を図る手段としてQubenaを使いました。


授業の最初と最後でQubenaを使うので、2つのワークブックを用意します。

まずは前時の振り返りとして、前時の最後に解いたワークブックをベースに、5問程度のワークブックを作成します。

続いて、本時の授業のテーマに応じて、授業のまとめとして解くためのワークブックを作成します。いずれも5分程度で終えられる量にしています。

授業中

授業は以下の流れで進みます。


本時の目標:キリスト教の禁止や鎖国について調べ、それらの政策による社会への影響を理解する

  学習活動
導入5分

前時の振り返りタイム
前時の復習としてワークブックを解く
正答率の低い問題をピックアップし、前時の板書を写真で提示しながら解説

導入5分

ノート板書・課題提起
「問い:家光は外国とどのように交流したのだろうか」

展開7分

教科書から調べたことをノートにまとめる
「テーマ:キリスト教と貿易について、年表を軸に簡潔にまとめる」

展開10分

児童と対話しながら、補足情報や新しい観点を提供する
・幕府のねらいを考える
・朝鮮や蝦夷地との交流について伝える

展開5分

自分の考えをノートにまとめる
「テーマ:鎖国に賛成か反対か、当時の幕府の立場になって考えよう」

まとめ10分

本時で大切なキーワードをまとめる

まとめ3分

本時の確認タイム
本時の復習としてワークブックを解く


子どもたちがQubenaのワークブックを解いている時間、先生はQubenaマネージャーの「ワークブック」タブで正答率や進捗を確認し、机間指導や解説の参考にしています。

  • 正答率の低い問題はすぐに解説し、知識の定着を図ります
  • この日の確認タイムは正答率100%!

取材ご協力ありがとうございました

今回は研究授業にお伺いしました。中野区立美鳩小学校の田辺悠先生、ありがとうございました!

Qubenaで短時間で知識の定着とその確認を図るとともに、子どもたちの主体的・協働的な学びを大切にされていることがよく分かりました。