課題
- 保護者の負担を抑えるため、紙教材の購入を控えたい
- 教員の負担を増やさずに宿題や自主学習の教材を用意したい
Qubenaでの解決方法
- 夏休みの宿題で紙ワークの購入はやめ、Qubenaのワークブックを活用
- 活用の進んだ先生から、校内にQubena活用を横展開
効果
- 子どもたちが触れる問題数が増え、学力が上がっているように感じる
- 自動採点やワークブック機能によって、先生の負担が軽減された
実施の流れ
- まずはできる先生から活用
- 朝学習や隙間時間
- すぐに準備できて採点が不要、子どもたちの学習意欲が向上
- 全校で夏休みの宿題に活用
- 紙教材削減のためQubenaで代替
- 採点や印刷など教員の負担なく出題できることを実感
- 学校内での展開
- キーワードは「こんなんできるんやで」
- 使うことも、使い方も強制しない
朝学習や隙間時間で活用
まずは使ってみようとなった先生から、それぞれの場面で活用を始めました。朝学習や、テスト前の自主学習、授業の隙間時間に使っています。使い慣れていくと子どもたちは自分で問題を解くようになりましたし、奈良市では独自のダッシュボードを活用していますので、子どもたちは自身の学習履歴のグラフが伸びていく様子を見てさらに積極的に問題に取り組むようになりました。教師から「次の時間でテストあるよ」というと、子どもたちが自らQubenaに取り掛かる姿も見られます。
全校で夏休みの課題として
全校での取り組みとして、夏休みの課題にQubenaを活用しました。
紙教材の見直しをきっかけに、夏休みの課題はQubenaで出した方がいいよねという意見が出ました。夏休みの課題は教師が採点するとなると非常に時間がかかるため、Qubenaでできたらと考えました。活用にあたってはまだ使い方がわからない先生もいたため、ワークブックの出し方や確認の仕方を教え合いました。夏休みで活用実績ができたので、次の冬休みにもまたQubenaで課題を出す予定です。
学校内での展開
学校内の横展開のキーワードは「こんなんできるんやで」です。
現在は先行して活用された先生方が日頃の会話の中で、「こんなんできるんやで」と周りの先生に広めています。こういう形で使用しないといけない、ではなく「ワークブックでこんな課題作れるで!」「めっちゃいいやん!」といったコミュニケーションで活用が進んでいます。
強制的に使わせるよりも前向きに始められて、使ってみた結果「丸付けしなくていいんだ」「子どもたちが一生懸命取り組んでいる」と実感できるからこそ、活用が進むそうです。
活用で感じるメリット
子供たちの学力が、使う前より上がっているように感じます。単純に触れられる問題数がふえたので、すごくいいなと思っています。
先生方はとにかく負担なく使える点が良いです。短時間でワークブックを作れる、丸つけしなくて良い、授業の残り5分でサッと使える。教材の内容自体も良いと感じており、使いやすいというのが一番です。
Qubenaマネージャーを使えば子どもたちの学習状況をデータで細かく見ることができるし、問題を解いている子どもたちの様子を見て周りながら、個別に指導をすることもできます。
取材ご協力ありがとうございました
奈良市立鶴舞小学校の杉谷先生、吉水先生、インタビューにお答えいただきありがとうございました!
校内の先生それぞれのペースや考え方を大切にされながら、お二人の使い方やそのメリットをフラットに提示され、活用場面を広げていただいている様子が伝わりました。