課題
- Qubenaを活用したいが、いきなり授業で使うのはハードルが高い
- 朝読書の時間に読書をしないで過ごす生徒が多い
Qubenaでの解決方法
- 朝読書の時間をQubenaを解く時間に変更
- 解く範囲を明確にするためワークブック機能を活用
効果
- 普段は賑やかな生徒たちが、集中して取り組むことができた
- 学習後の朝の会をスムーズに進めることができた
実施の流れ
- 準備
- 配信する問題の選定
- 生徒へのワークブックの配信
- 朝学習の時間
- 生徒が解いている様子をリアルタイムに確認
- 利用ツール
- Qubenaマネージャーからワークブックを配信、学習履歴を確認
実施までの準備
Qubenaの活用に際して、どの先生でも取り組みやすい朝学習の時間を活用してはどうかと始めました。
子どもたちが集中して取り組み、それによって朝の会や1時間目がスムーズに始められたため校内で話題になり、取り組みが広がりました。
朝学習では、迷わずに解けるようにワークブックを配信しています。区切りよく終えられるよう、『目標時間超過で強制終了』をオンにしている教科もあります。
ワークブック配信にすることで、当日欠席の生徒も体調をみながら自宅で取り組むことができるメリットも感じています。
朝学習の時間
先生はQubenaマネージャーで学習状況をリアルタイムで確認しています。教室にいる先生だけでなく、職員室にいる先生も確認できるため、出席確認にもなりますね。プリントの時は採点が大変でしたが、Qubenaでは不要になり助かります。
ワークブックが終わった子どもたちはそれぞれ好きな問題を解きます。子ども同士はそれぞれがどこを解いているかが分かりにくいので、友達に知られずに、小学校範囲の苦手分野を復習することもできます。
家庭学習にも活用場面が拡大
昨年度に1年生が朝学習での活用を始め、効果を感じたので、朝学習や家庭学習で継続して活用しています。今年度の1年生も夏休みの宿題からQubenaの活用を始めました。
Qubenaマネージャーを見ると、学校に来ていなくてもちゃんと勉強していることが分かるのは長期休暇の際の活用のメリットだと感じました。2年生の社会では、期間ごとにワークブックを3つにわけて配信することで、計画的に夏休みの宿題に取り組むきっかけになりました。
Qubenaマネージャーで客観的に学習履歴を確認できることがわかったので、今後は成績評価での活用も検討したいと考えています。
取材ご協力ありがとうございました
奈良市立平城東中学校の先生方、インタビューにお答えいただきありがとうございました!
まず朝学習に導入いただき、効果を感じていただいた上で、長期休暇や日々の宿題などQubenaの活用場面が増えていることが分かりました。活用のメリットや便利な使い方を共有し、前向きに活用いただき、いつもありがとうございます。