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「教科別Qubena活用セミナー」開催レポート 英語&数学編

CASE

はじめに

皆さまこんにちは。株式会社COMPASSマーケティング部の谷口です。
今回は、2022年7月26日から開催した「教科別Qubena活用セミナー」のうち、7月28日に行われた英語編8月4日に行われた数学編のレポートをお届けします。 アーカイブ動画もございますので、ぜひご覧ください。

「教科別Qubena活用セミナー」とは?

「教科別Qubena活用セミナー」は、Qubenaをご利用中の自治体・学校関係者の皆さま、特にQubenaをお使い始めの皆さま、これからQubenaを授業に取り入れたいとお考えの皆さまに向けたオンラインイベントです。
教科ごとに搭載問題の特徴や活用ポイントをご紹介し、また実際にQubenaをご利用頂いている先生方にご登壇頂き、授業内外での実践事例についてご共有頂きました。
本レポートではご登壇頂いた先生方の実践事例について、概要をご紹介致します。

 

【7/28開催】中学校英語編

中学校英語編では、東京都世田谷区立桜丘中学校の太田 和花奈先生より事例をご共有頂きました。【アーカイブ動画】
※太田先生には、8月20日に行われたQubena-Action 2022 ~ 来年度プロダクト・アップデート発表会 ~の「キュビナレッジ・トーク」にもご登壇頂いています。併せてご覧ください。

 

Qubenaを組み込んだ授業について

今回のセミナーでは英語の授業方針として、以下の2点についてご発表頂きました。

  • 実践事例⇒文法の日・(教科書)本文の日
  • 実践後の成果⇒Qubena使用クラスと未使用クラスでの差

授業事例

英語では、主に文法の日・本文の日それぞれで使用しています。

①文法の日

新しく学ぶ文法を導入する日を文法の日と呼んでいます。Qubenaを使用する前は「文法導入・解説」の時間を25分取っていましたが、その時間を15分とし、残りをQubenaの問題を解く時間に置き換えました。
スライドのように絵や図を使って文法の解説を行った後に、Qubenaで同じような問題を解くといった流れです。



②本文の日

教科書本文の導入・単語・解説などを行う日を本文の日と呼んでいます。ここでは「教科書本文導入・単語・解説」の時間を5分短くし、前時のレビューとして授業の冒頭でQubenaの時間をとりました。

今まで文法の練習は、教科書出版会社の無料のワークシートや教科書に載っている練習問題に取り組んでいました。しかし問題数は限られ丸付けも大変、また解き終わるまでの時間もバラバラという課題がありました。
そこでQubenaを使用したところ、丸付けが自動で行われたり、問題数が数多くあったり、間違えた問題を自動的に「復習」させてくれたりなど、教員にとってはかなり楽になるなと感じました。

 

実践後の成果

最後に行ったペーパーのまとめテストでは、Qubena使用クラスでは平均10.3点、未使用クラスでは6.0点と、明らかな点数の変化が見えました。
Qubenaを使用することで、効率的かつ効果的な学習をサポートすることができました。生徒24人に対して教員1人だったため、負荷が軽減されました。さらに生徒にとっても、個別最適化された学びを実現でき、自分のペースで取り組めるようになったと感じています。

最後に、先生方にまずやってみて頂きたいこととしては、まずご自身でログインすることだと思います。問題数も多いため、その上で先生の目でどのような問題があるかを確認してみてはいかがでしょうか?

 

【8/4開催】中学校数学編

中学校数学編では、東京都世田谷区立深沢中学校の深沢 享史先生より事例をご共有頂きました。【アーカイブ動画】
※深沢中学校の取り組みの詳細については、キュビナレッジ#1のアーカイブからご覧いただけます。

 

Qubenaを組み込んだ授業について

今回のセミナーでは数学の授業方針として、以下の2点についてご発表頂きました。

  • 実践事例⇒授業導入・授業展開・授業まとめ・復習と、その成果
  • 導入後の変容⇒指導の個別化→個別最適な学び

授業事例

数学では、主に授業導入・授業展開・授業まとめ・復習の4つのポイントで使用しています。

①授業導入・授業展開

導入部分では、前時に学習した内容の復習として活用しています。これにより前時に学んだことがどの程度定着しているかを振り返ることもできますし、教員もプリント準備が必要なくなることから、負担軽減にもなっています。
展開部分では、どうしても数学は説明が多くなってしまいがちです。そこで一つ例題を説明した後は、生徒が話し合いをしながら解く、自分のペースで解くなど生徒に任せています。これにより、生徒一人ひとりの習熟度に応じて問題演習を行うことができるようになりました。

今までは1時間の授業で教科書が2,3ページ進むペースでしたが、Qubenaを使用しこの方法で授業を行うと、1時間の授業で3,4ページ進めることができました。

 

②授業まとめ

まとめでは、例えば応用的な問題を解いた後に残り10分くらい余ることがあります。その時間で学んだことが定着できているかを確認することにも、Qubenaを使用しています。ちょっとした隙間時間で生徒の振り返りを促すことができています。

 

③復習

復習では、節ごとにQubenaでワークブックを配信しています。例えば「多項式の計算」を2,3時間授業を行い、4時間目にQubenaを使用し知識の定着を確認することをしています。
この方法の注意点は、節ごとでワークブックを配信しているため、生徒の振り返りも節ごとで行うようにしている点です。振り返りでは、分かったこと・よく分からなかったことを事前にまとめ、Qubenaを使用して明らかとなった成果と課題を確認するようにしています。

 

またQubenaを活用したことによる成果も出始めています。

まず授業時数について、2年生の「1次関数」では指導書によると19時間かかるところを、Qubenaを活用することにより14時間で終えることができました。
また深い学びを実現するために、生徒が他教科とも関連する数学の問題を自作する時間を設けたり、一つのテーマを与えてその内容に関して探究を深めていくレポート課題を設けたりする時間が捻出できるようになりました。

導入後の変容

導入後は生徒・教師共に様々な変容があったと感じています。

 

学習意欲が向上し、そのため粘り強く学習に取り組み子どもたちが増えたと感じています。
また本校は導入して2年目ですが、生徒自身が学習履歴を気にするようになり、自分で学習を管理するという姿勢もついてきています。

 

教師自身の会話の中で、Qubenaを授業で使うことで新たに創出された時間を使って、どのようなことを行っていくのかが話されるようになったと思います。Qubenaを日常的に活用していこうという雰囲気が校内で出ています。
本校ではその浮いた時間で、教科横断的に学習に取り組む時間ができ、STEAM教育やキャリア教育の時間を捻出することができました。

 

最後に

今回は各教科にスポットを当てた初めてのセミナーでした。ご参加頂いた皆さま、またアーカイブ動画をご覧頂いた皆さま、いかがでしたでしょうか?
今後もCOMPASSではこのようなセミナーを開催して参りますので、ぜひ 「研修会・イベント情報」にて最新情報をご確認ください。
次回は8月25日に行われた国語編のレポートをお届けします。