単元名
1次関数
学年
中学2年生
利用ツール
教科書、Qubena
2022/8/4に開催された「教科別Qubena活用セミナー中学校数学編」で、事例をご共有頂きました。
当日のアーカイブ動画もございますので、是非ご覧ください。
効果
まず授業時数について、2年生の「1次関数」では指導書によると19時間かかるところを、Qubenaを活用することにより14時間で終えることができました。 また深い学びを実現するために、生徒が他教科とも関連する数学の問題を自作する時間を設けたり、一つのテーマを与えてその内容に関して探究を深めていくレポート課題を設けたりする時間が捻出できるようになりました。さらに学習意欲が向上し、そのため粘り強く学習に取り組み子どもたちが増えたと感じています。 また本校は導入して2年目ですが、生徒自身が学習履歴を気にするようになり、自分で学習を管理するという姿勢もついてきています。
ポイント
導入部分では、前時に学習した内容の復習として活用しています。これにより前時に学んだことがどの程度定着しているかを振り返ることもできますし、教員もプリント準備が必要なくなることから、負担軽減にもなっています。 展開部分では、どうしても数学は説明が多くなってしまいがちです。そこで一つ例題を説明した後は、生徒が話し合いをしながら解く、自分のペースで解くなど生徒に任せています。これにより、生徒一人ひとりの習熟度に応じて問題演習を行うことができるようになりました。まとめでは、例えば応用的な問題を解いた後に残り10分くらい余ることがあります。その時間で学んだことが定着できているかを確認することにも、Qubenaを使用しています。ちょっとした隙間時間で生徒の振り返りを促すことができています。