中学校 算数/数学 授業内 単元学習 自由進度学習

「単元内自由進度学習」で子どもたちの主体性を引き出す

CASE

単元名
1次方程式
学年
中学1年生
利用ツール
教科書、eboard、Qubena
 学習内容教師の働きかけ生徒の活動
導入

単元計画の提示

本時の再確認

全体のめあてに対して自身の進捗を確認

展開
(45分)

下記から生徒自身が好きな方法を選択し学習を進める

・教科書
・eboard等(説明動画)
・Qubena 問題一覧
(+説明・ヒント)

Qubenaマネージャーを見ながら個に応じた指導を行う

学習に困難さを抱えている生徒には学習方法を提案したり、何名かを集めてポイントを押さえる機会を設けたりする

1人で取り組んだり、誰かとペアで相談しながら学習したりする
着席する席も自由に決めて学習をスタート

指定した単元が終了したら、次の単元に進んだり過去の単元を復習したりするなど各自で学習内容を決める

まとめ先生によるまとめふりかえり

※「1次方程式」全体の単元計画は下部写真を参照ください

課題

身の回りの事象を数学的に考察する時間を設けたり、より子どもたちの主体性を引き出したりしたいが、そのための時間が確保できない。授業スタイルを変える必要性を感じていた。

効果

説明・ヒントを見ながら進められる・ナノステップの問題構成・個別最適な問題出題といったQubenaの特徴は自由進度学習との相性が良く、子どもたちの自己学習や個々の理解スピードの向上をサポート。先生はQubenaマネージャーを活用することでより適切な個別指導が可能に。 学習の個性化、指導の個別化を進めることで、知識・技能獲得の時間を短縮することができ、思考力・判断力・表現力を養うための活動時間の創出につながった。

ポイント

(先生からのコメント)「一斉授業を続けていても、これからの世の中を生き抜く力を子どもたちが身につけられるのかという疑問があった。この授業スタイルで子どもたちは、自分に合ったツールや学習方法を自ら考え選択し続けることで”どう学ぶのか”がわかってきている。仮に今一斉休校や不測の事態が起こっても、この子たちは学びを止めることはないと思う。自由進度学習へ舵を切るには勇気が必要だったが教員も試行錯誤しながら進めている。」